- 花型について
- 華道栖草流のいけばなには様々なスタイルがあります。
こちらではそれぞれの特徴をご紹介します。
盛花(もりばな)
東北の厳しい自然で育まれた樹木と草花が風雪に耐えながら同じように傾斜している様の情景に感動し編み出された活け方です。
当流独自の代表的な花型「傾斜型」です。
花材
楓 カーネーション カラー 金柾木
株分(かぶわけ)
大きめの器に、立活と小さくまとめた子株の草木を活け、水辺の花々の生態を表現したいけばなです。
自然の情景を器に取り込み、風景の美しさを表現した作品です。
花材
朝鮮巻 ドウタン すかしユリ トルコ桔梗 米ツツジ
アートフラワー
近代の生活様式に合わせた色彩の美しさや纏まりを表現した華やかな作品です。
曲線の流れ、草花の色彩を豊かに表現しています。
花材
スイートピー タマシダ レモンリーフ かすみ草 水仙 ニゲラ ゴッドセフィアナ
二重活け(にじゅういけ)
叉木などを使って竹の筒に活けるいけばなです。栖草流では、上り活け(立活様式)、下り活け、(投げ入れ様式)などがあります。
この作品は、上り活けです。
花材
ドウタン ユリ 椿 鳴子ユリ バラ フリージア
歳時花(さいじばな)
日本には、様々な年中行事があります。
季節ごとの行事を色鮮やかにいけばなで表現し、飾る事で場の雰囲気感を高めます。
この作品は、新年を祝ういけばなです。
花材
大王松 シンビジューム 銀線(柳)